忙中の一暇、命より尊し

一発で始動

馬鈴薯の植え付け準備です。陽ざしもあり気温はさほど低くはありませんが、風は冷たく未だ春遠しの黒姫高原。この日の作業予定は、堆肥を植え付け予定地に撒いてトラクターでかき混ぜることで、作業着のつなぎの下に防寒用の厚手のシャツを着こみ作業開始。先ず手はじめにトラクターの準備で、昨年、農作業終い時に放電防止のため外したバッテリーを再度取り付け始動させることからです。この半年近く雪の下に埋もれていましたから、無事に始動するかの不安が頭をよぎりましたが、それも取りごし苦労で一発で始動。マフラーから黒い煙を吐きながらエンジンは動き初め準備完。
次の問題は堆肥の運び入れですが、2週間前に農協をと通し堆肥センターに注文しておいた牛糞堆肥は、作業開始が例年より半月ほど速いためか未だ届いていず、やむを得ず昨年使い残したものを使うはめになった次第。
一輪車に山盛りに積み込み運ぶのですが、一畝約50メートルを4畝立てる予定で、堆肥置き場からスコップで積み込みますが畑は柔らかく一輪車のタイヤが潜り込み悪戦苦闘。一往復で約150メートルを25回も移動しましたから重々労働。痛む足腰をかばいがらもやり終えたときは、陽は黒姫山の向うに落ちた黄昏時でした。

    2020.04.04 KK


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